■ 冬の後遺症がお肌に現れる?
新しい年を迎えたばかりだと思っていても、あっという間にもう2月。
節分も過ぎると暦の上ではもう春ですね。
暖かい季節の訪れには心がときめいてしまいますが、お肌にとってはつらい季節の到来。
1年中でもっとも寒く、湿度の低い過酷な1月が過ぎ、乾燥や肌荒れのダメージが蓄積されているのが2月だといわれます。
■ 次々と襲いかかるお肌の敵たち!
しかも、2月の気候は世間でも昔から三寒四温などと言われ、周期的に寒い日と暖かい日が繰り返しやってくる時期。お肌に負担がかかってこないはずがありません。
また、強い風が吹く日も多く、花粉やホコリの飛散量も増加してきます。アレルギーの方やお肌の弱い方はとくに心配ですが、花粉やホコリなどによる外的刺激は誰のお肌にとっても悪い影響を与えやすくなるもの。かゆみなどのトラブルが発生しやすくなるのは当然です。
■ 最強の敵はやっぱり乾燥!
そして何よりも気になるのが空気の乾燥です。
2月の空気は1月と同様に乾燥が激しく、お肌の水分量も著しく低下。粉が吹いたようになってしまったり、赤みを帯びてきたり、うるおいが無くカサカサとした状態になったり…乾燥による肌トラブルもピークの時期を迎えてしまいます。
冬の寒さによるダメージの蓄積、代謝や角質層のバリア機能の低下、乾燥や外的刺激によるさらなるダメージ…。こんなに多くの試練が待ち受ける2月は、普段にも増してお肌をいたわることが重要です。
■ 角質層を整えるためにとことん保湿を!
2月は1年でいちばん、お肌への保湿を心がけ、乾燥からお肌を守るように気をつけたいものです。
そして、肌トラブルを防ぐためには肌バリア機能を高めること。
つまりは、角質層を整えることが大切です。
そのためにはとことん水分。
まずは化粧水などでうるおいをたっぷり与えてあげましょう。そして与えた水分が逃げてしまわないように、乳液やクリームなどの油分を重ねてお肌にふたをすることが保湿の基本のお手入れです。
さらに、いつものお手入れにもうひと手間加え、シートパックなどのスペシャルな保湿をプラスするとさらに理想的です。
普段からあまりシートパックを使わないという方は、コットンでも大丈夫。
普段お使いの化粧水をコットンに多めに含ませて、お肌にしばらくの間密着させておくコットンパックを行うことによって代用することができます。
うるおい補給をつねに心がけ、お肌をやさしくいたわってあげることで、新しい春の季節、あなたのお肌は輝いていくことでしょう。